自責思考でストレスが減る人、うつになる人がいる
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自責思考でストレスが減る人、うつになる人がいる
自責思考でストレスが減る人とうつになる人がいる
マナブログのマナブさんがこんな記事を投稿されていました。
自責思考を持つことで、ストレスから解放される話【問題を抹消しよう】
自責思考はとても素晴らしい思考方法です。うまくやれば、ストレスを減らすことができますが、この思考ではかえってストレスを貯めてしまう人がいます。
そんなことを分析してみました。
この記事がおすすめな人
いつも自分が悪いと自分のことを攻めてしまう人。
自責思考とは責任を自分に求める思考

自責思考とはとても素晴らしい思考方法です。それは間違いありません。
「何事も責任は自分にある。」
「今の選択をしたのは、自分であり、今の状況にあるのは自分の責任である。」
という考え方です。
この考えを元に行動すれば、他人を気にすることがなくなるので、ストレスを減らすことができます。
この逆の思考が、他責思考です。
責任は、他人にあると考える思考です。
「うまくいかないのは、他人のせい、世の中が悪いから、自分の状況が悪い。」
この思考って、かなり危ないですよね。笑
他人に支配されてしまっているので、他人が自分の思う通りに動いてくれたり、発言してくれないとストレスが溜まってしまいます。
でも、思春期によくありがちですし、人生がうまくいかない人にもある思考だと思います。思い出してみてください。思春期はイライラしていませんでしたか?
ですが、
この思考のせいで人生がうまくいっていないだと思うのですが。笑
自責思考と他責思考ではこんな違いがあります。
例えば、風邪を引いて、マスクをせずに友達と飲みに行って、咳をしまくっていた。
友人は次の日から調子が悪くなった。
体調の悪くなった友人が他責思考であれば、
「お前がマスクもせずに、飲み会に来たから風邪がうつったじゃないか!」
と他人のせいにします。
本当にその友人の風邪がうつったかどうかなんて、わからないですよね?
他責思考だと周りの環境や他人に責任があると考えます。
でも、友人が自責思考であれば、
「咳をしている友人がいたけど、彼の風邪がうつったとは限らないな。それに風邪がうつらないようにうがいや手洗いをちゃんとしていなかった自分が悪かったな」
と、自分の体調管理のあまさに責任を求めます。
ですが、自責思考も行き過ぎたり、方向性を間違えると危ないことがあります。
マナブさんの記事でもそのことは触れられていますね。
なので、どんな人でも自責思考でいけば良いかというそうではありません。
必要以上に自分を責めている人いませんか?
そんな人には、過度に自責思考はおススメできません。
では、過度な自責思考になりがちな人とはどんな人でしょうか?
自責思考をあまりススメられない人は?

まず自責思考になりがちな人の傾向性はどんな人でしょうか?
責任感が強い人
真面目な人
几帳面な人
完璧主義な人
こんな人が自責思考になりがちです。
必要以上に自分を責めてしまうかもしれませんので、注意が必要です。
それではそれぞれの特徴と自責思考になりすぎないように注意点を見ていきましょう。
責任感が強い人
約束や自分が言ったことは必ずやり遂げたい人で正義感が強い人。
誠実で素直に行動できる人。
そして、人に任せることが苦手で、自分で背負ってしまう人。
「自分がやると言ったんだから、最後までやり遂げないと!」と思って、自分を責めてします。
自分のキャパを越えて、背負ってしまうことがあるので、注意が必要です。
真面目な人
どんな人とも平等に接して、規則に従って淡々と判断行動する人。
例外を認めることができず、融通が効かないことがある人。
ちなみに、自分にもそういう傾向があるんです。そう、私は、真面目なんです。笑
あまり自分を責めすぎないように注意しないといけないです。
融通が効かないところも許せるようになると責めすぎずに済むんじゃないでしょうか。
几帳面な人
自分のルール、秩序に沿って行動する人で、すべてのことをルーチン化したい。
自分が関わるものをすべて整理したい。物事が計画通りに進むのが幸せ。
なので、こだわりが過ぎることがあるので、その時に自責思考が出てくることがあるので、あまりこだわり過ぎないように注意が必要です。
完璧主義な人
完璧にしたくて、こだわりを持ちそして、効率化したい人。
そのこだわりが過ぎた時に、「なぜ、できないんだ? 自分に能力がないのか。。。」と自分を責めてしまいます。
完璧なものを求めようと、良いものをさらによくしたいと思うのに、それができないと自分を責めてしまいます。
こだわりや上昇志向が過ぎないように注意が必要です。
自分も日頃、注意しています。変なところで完璧主義、こだわりを持ってしまいます。
適度な自責思考であれば、自分を高めることができますが、自責思考も過ぎるとストレスを消すどころか、逆にストレスになり、鬱状態にもなりかねません。
自責思考と他責思考のバランスが大事
自責思考は、責任を自分に求め、原因を自分の中に求めることで、自分自身の成長や状況を変えようとする努力ができるので、素晴らしい思考方法であるのは間違いありません。
ですが、人によっては、自責が強くなりすぎて、柔軟な対応力がなくなったり、精神的な疲労や他人に威圧的になってしまったりすることがあります。
過度な自責思考には注意が必要ですので、他責思考も取り入れることをお勧めします。
自分ではどうにもならないことまで自分を責めたりしないように気をつけてくださいね。
自分を責めすぎないように注意しようと思います。
まとめ
自責思考は素晴らしい思考
人によっては、自分を責めすぎるので気をつけた方が良い
自責思考と他責思考のバランスが大事
【ご注意】
クリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)に関する解説は、私独自のものになります。
Gallup認定ストレングスコーチとしての知識をベースにしていますが、Gallup社の承認や推薦を受けたものではない点をご了承ください。