薬物をやめられない理由と依存症からの克服方法の一つは褒めること

薬物をやめられない理由と依存症からの克服方法の一つは褒めること
昨日も沢尻エリカ容疑者の薬物依存、薬物をやめられない理由について投稿しました。
その前には、田代まさし容疑者の4度目の逮捕についても投稿しました。
これ以外にも芸能界では、違法薬物での逮捕が後を断ちません。
なぜ、薬物をやめられないのか?
そして、どうやったら克服できるのか?その方法を調べてみました。
あと自分自身も依存症になりかけたことがありますので、その克服した経験についてもお伝えしたいと思います。
目次
薬物・ギャンブル・アルコール依存のきっかけは?
薬物やギャンブル・アルコールなどに一度はまってしまうとやめたくてもやめられない人が非常に多いです。タバコも依存症になりやすいものですよね。
まず、どういった理由でそういったものに手を出してしまうか、そのきっかけなどを考えてみましょう。
危険なことやいけないことへの好奇心や冒険心
ダイエットや眠気さまし
入手可能な環境
ストレスなど苦痛を和らげたい
ストレスなどからの現実逃避
他にも要因はあると思いますが、このような要因があるのではないでしょうか?
特に初めの3つは、ほぼ薬物に関することですが、思春期や若い頃には、悪いことやいけないことに憧れることがある場合があります。
そういった時に周りがやっているから、面白そうだから、楽しそうだから、気持ち良さそうだからといった軽はずみなことがきっかけの場合が多いようです。
薬物でダイエットができたとしてもそれって健康に痩せてるわけではないわけですし、命の危険もあるわけです。眠気さましで利用してもこれも脳がおかしくなって、眠れないだけなので、これも命の危険を伴うわけです。
3つ目と4つ目は、ギャンブルやアルコール、タバコについても当てはまるきっかけです。
ストレスがキーワードになるかと思います。
苦痛を和らげたいという気持ちや現実逃避をしたい気持ちもわかりますが、根本的な解決にはなりませんよね。こういったものに頼らなくてもよいようにしていかないといけないと思います。
以前の投稿でもお伝えしましたが、好奇心が一番強い才能は、着想になります。
アドレナリンやドーパミン系の快楽追求者が多く、刺激を欲します。 そういったことからも依存性の高いものに注意が必要なんです。着想は注意が必要
私の才能のTOP5は、
なんです。
そう、着想が3位に入っています。
実はギャンブルが好きでパチンコが大好きでした。学生時代は朝から並んで夜中までしたり、学校を休んでいくこともしょっちゅうでした。
負けても銀行にすぐに行き、何万円もATMから下ろす。
そんなことをやっていました。
ストレングスファインダーで結果が出た時に「やっぱり!」って思ったほどです。
ですが、今は、一切ギャンブルをしていません。やめることができました。
どうやってやめることができたかは、この後でお伝えします。
薬物をやめられない理由
自分もそうでしたが、辞めようと思ってもなかなかやめることができません。
ギャンブルの場合は、大当たりした時の気持ち良さ、ドーパミンがドパーッと出てくる感じが忘れらません。その快楽のためになかなか当たらなくてもやり続けてしまいます。「きっと次は当たるに違いない。」「明日は勝てるはず!」
なんの根拠もなく、そんな気持ちでなけなしのお金を持ち、どうにかお金を作って、パチンコ屋に通うのです。
パチンコで勝っている時は、とにかく気持ちがよく、ストレスが解消されるんです。
薬物やアルコールも同じように痛みから解放されたり、その時はストレスを発散されたような気になります。
どれもその一瞬は、気持ちよく、解放されたように感じますが、依存するものがない時は、今まで以上にストレスを感じていたり、痛みを感じます。
しなければ、そんな風にはならなかったのに、その時は後の祭りです。
なので、いつまで経っても薬物などをやめることができなくなってしまいます。
・ドーパミンが出る気持ちの良さ
・ストレスからの解放
全くどうにもならないことは今はよくわかります。
なぜ、パチンコをやめることができたのか?
18歳のころから36歳ぐらいまで全然やめれる気配がなかったのですが、やめることができました。
なぜ、やめることができたのか?
それはこれです。
「自分が依存体質であるということを自覚した」
「パチンコでは稼ぐことができないと理解した」
「他の快楽を見つけることができた」
これが理由で私はやめることができました。
まず、自分自身が依存していることを認めて、自覚したことが一番大きいです。
あと、パチンコは勝てないもの、無駄なものと理解しました。パチプロにはなれないし、なる気もなかった。
子どもが3人でき、子どもと遊んだりすることの方が、楽しくなり、刺激を感じるようになったというのもあります。
「もう一生やらない」と自分の中で宣言してから、一切やらなくなりました。
やりたいという気持ちや興味もありません。
アルコールやタバコ、薬物も同じようにある程度止めることができるのではないでしょうか?
薬物依存を克服するには
とはいうものの、私は依存症の程度がそれほどきつくなかったので、止める事ができたのかもしれません。
ピエール瀧や沢尻エリカ容疑者のように10年来で複数のドラッグや大麻などをしようしているとかなり依存症からの克服はなかなか難しいかもしれません。
ですが、薬物依存からの克服方法について、興味深い記事がありました。
薬物依存症の治療と研究のパイオニアである国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の松本俊彦先生がインタビューに応えている記事です。
通院で薬物依存を克服する方法が紹介されています。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/17/040500003/041100004/?P=1
克服のメカニズムをざっくり要約すると
通院が続く人はこのサイクルで通院することができているといいます。
ですが、大半の人が続かない。
薬物を克服するためにも実行力の才能は必要じゃないかと感じました。実行力が上位にない私は、克服することがかなり難しいので、絶対手を出したらダメですね。
(それ以前に当たり前ですがね。笑)
また、認知行動療法による薬物依存治療プログラムでは、グループワークが有効ということです。
グループ療法でも、また薬物を使用してしまった患者にも「よく来たね」「よく言ってくれたね」とハグをする。アメリカっぽいところはありますが、それが効果があるということです。罰は効かない、説教も効かない。と言われている。
また、ワークブックを読み合わせをしながら、専門家と一緒に勉強していくこと。そして、それを1週間に一度のペースで半年続けること。
かなり突っ込んだ内容を、専門家の指導のもとグループで読み合わせていくわけで、その過程で、認知行動療法的なアプローチをとっていることになる。認知行動療法というのは、認知(ものごとに対するとらえ方)の枠組みを変えることで、気分や行動を変化させようとする治療法
このような治療法を行うというのです。薬での治療ではどうにもできない。
こういったワークショップへの参加が患者を引き止める役割になっている。ということでした。
人との関わり。そして、「愛」
薬物の依存症からの克服方法としては、人との関わり。薬物所持や使用で社会との関わりから遮断されることになる。そのことで依存症の克服が難しくなるのではないかと思われます。
薬物は、苦痛を和らげるものとして、使用していたのであれば、その代替のものがなければ、また薬物に手を出してしまう。
その時にその苦痛を和らげるものは、人。仲間の存在が苦痛を和らげることになる。薬物依存克服のダルクもそのための環境として存在しています。
同じ苦しみや同じ思いをした人の告白を聞き、「自分だけではなかった」と知るだけで苦痛を和らげることができるそうです。
やったことは本当に悪いことだし、罪を償うべきことですが、依存症の苦しみから立ち直るためには、環境や人と支えが必要。
一人にしてはいけないのだと思います。人の愛情が依存症を克服するためには必要ではないかと感じました。
人との関わりと環境は大事
不謹慎かもしれませんが、薬物依存のことを調べている中で、薬物依存を克服する方法だけでなく、何事もうまくいくためには、大事なことは同じだなと感じました。
できたことを褒めること
ワークショップのように一緒に行動すること
悩みや苦しみを話すことができる環境
これからも一人でも多くの人に才能から強みを発見してもらうためにセミナーやワークショップをこのことを意識して開催していきます。
Comment
僕の友人に30歳超えてから、薬物に手を染めて会社は解雇去れ嫁は離れて仕舞い。生きるために使い。使うために生きる。と言った友人は軽く10年戦士。彼は研究家で2回逮捕去れてますが刑務所へ堕ちてない人で裁判とか傍聴しにゆくある意味おバカで来月やっと執行猶予が万期なる。凝り性も災いしてるかと?その友人が辞めるターニングポイントになって来てるのが『血管がないよ』正直、ソッチかよ(笑)↓と言ったら、友人が『愛の献血ゆくか』おバカでしょう(笑)でも最初は経験者の女性と巡り会い人生の歯車がリバースするんです。その女性曰く『ダルクとか自助グループへの参戦は顔突くし、信じてもらえんて』その通りと友人は言ってました。被害者亡き犯罪と言ってますがわたしは友人が被害者と思います。彼はすべて失いました。中毒は犯罪と違います。そういうことなんだと彼を見て思いました。その友人が言ってたんですが『この病気になり、得たものがある。それは寂しさと孤独の鳴るオルゴールだ』?ちょっと意味不明ですが以上です。芸能界はイイネ?やり直しが出来るから、と個人的には思いますし、芸能界には犬がいること分かるでしょう(笑)↓失礼しました。また来ます。
実際に身近に薬物依存になっている方がいらっしゃる方からのお話。
貴重なお話ありがとうございます。
当事者の方は本当に被害者であり、苦しまれているでしょうね。
一般人は、なかなか社会復帰できないでしょうしね。
「生きるために使い。使うために生きる」の言葉から物語っていますね